2007年 11月 07日
イングリッシュローズの花嫁 |
このあいだの11月3日土曜日、
ブライダルブーケのお届けがありました。
イングリッシュローズ・'セントセシリア'のバラをメインに
大人っぽく、甘すぎないブーケを。
英国のデビット・オースチンが作出した
イングリッシュローズは
モダンローズの多彩な色彩と、
オールドローズの芳香や花姿を あわせもつバラ。
そのクラシカルな色調を生かしたブーケを、と思って。
ドレスの写真と、大体の雰囲気の希望しか
花嫁さんは、言わなかったのだけれど、
可愛さもある、背が すらり と高い綺麗な彼女には
セントセシリアが良く似合う、と思ったから。
金曜日の朝に仕入れたセントシリアは
夜になっても、まだまだ つぼみがかたく、
(↑何となく、予感はあったけれど・・・)
作戦を変更して、電気ストーブを持ってきたり、
スポットライトの真下に置いたり、
夜通し 『どうか咲いてください。』 と願い続けた。
そんな必死な私に同情したセントセシリアが
朝見ると、少しほころんでくれていた。
それから、ブーケ、ブートニア、ヘッドドレスをつくり
ご両親贈呈用の花束にラッピングをし、
爽やかな秋空のもと、式場までお届けを。
『午後からのお式でヨカッタ。』 と思いながら。
『気に入ってもらえますように。』 と願いながら。
翌日お礼を言いに来てくださったお二人に
‘実は必死だった’なんて素振り見せずに
応対している自分に少し笑えた。
私の大好きなバラで作った、(click!)
私自身 お気に入りの、思い出に残る
ブライダルブーケとなりました。
by bleu-parc
| 2007-11-07 21:38