2009年 01月 12日
父 と トロ |
今日は、トロの日。
実家で飼っていた犬「トロ」が
亡くなった日。3年前のこと。
長寿で、
ちゃんと人生を全うした上での他界だった。
老犬として、調子が悪ことは時折あって、
家族は「その」覚悟はできていた。
そんな中、
以前の日記に書いたのだけど、
ある日、父の余命を告げられ、
家族は、突然途方に暮れることになり、
そのまま何ヶ月か過ぎ、
父とお別れをし、
父が亡くなったちょうど1ヶ月後、
「さようなら」を言うように、
振り絞って遠吠えをした直後
私と妹の腕の中で
トロが息途絶えた。
父のことで沈んでいる家族に、
余計悲しませてはいけない、と懸命に懸命に
少しでも長く生きてくれたのだとおもう。
父もトロも全くといっていいほど
介護を必要とせず、潔くいってしまった。
2人仲良く。
トロは家族の中で、
思うように散歩コースをいってくれない父が
あまり好きではなかった。
父がトロの散歩を行こうとしたら、
トロはわざと後ろ左足を震えさして、
「足が痛いから散歩はムリ!」 と
悲しそうな顔で訴える。露骨な仮病である。
そのすぐ後、母とは'しっぽフリフリ'で行くくせに。
それを見て、父はトロに嫌味を言う。
なにせ、そのくらいだったのに。
2人仲良くしているだろうか。
12月・1月は、いろいろ思い出し
悲しい気持ちになることが多い。
by bleu-parc
| 2009-01-12 19:32